開発コンサルタントでインターンをしてみて①
こんにちは、最近毎日ちょっとだけ暖かくて嬉しいですね。
皆様いかがお過ごしでしょうか?
私は今週から2週間、色んなご縁が繋がり某開発コンサルタント会社でインターンをさせていただいています。
国内では建設コンサルをしているハード系のコンサル会社です。
半分以上の人が関西人で、関西弁や英語やよく知らない土地名が社内を飛び交っています。
文系の人や、国際協力にあまり関心がない人はあまり知らない業界かな?とも思います。
私も院の先生がコンサルだったり、授業で何回も話に出てきたりと、コンサルについてまあ知っているだろうって気持ちでいたのですが、実際蓋を開けてみれば知らないことだらけで、話を聞いても専門用語ばっかで何語話してるの?状態でした。笑
無知って怖いし、知った気になるって怖いなあ、、、なんて思ったり。
それが自分の興味関心分野だと尚更。
前置きが随分と長くなりましたが
開発コンサルについてと、この1週間で私が思ったことについて書きます。
まず開発コンサルタントとは・・・
↑こういうことです笑
すっごい簡単にいうと
国際開発金融機関やJICAから
「この途上国にダム作りたいので、作り始める前に設計とか調査とかその他諸々してくれる人募集します!」
っていう要請が出た時そこに立候補する人たちはコンサルてす。
そして、立候補した会社の中からこれまでの会社の実績やそこに携わる技術者などなどで点数付けをして、1番良かった会社がプロジェクトを回していきます。
調査とか設計の後の施工会社を決めるのも開発コンサルの人たちがお手伝いするし、施工管理や完成後一定期間のメンテナンスサポート等もします。
すっごアバウトな説明なのでもっと詳しく知りたい方は
https://doors.doshisha.ac.jp/duar/repository/ir/14110/019010010008.pdf
こちらの論文を読んでもらえたらもう少し詳しくわかると思います。
ODA、つまりは国民の税金を使って仕事してるってだけであまり良くないイメージを持たれることもあるそうです。
私も、知識も無いしよく知らないけど
この人たちがやってることって本当に途上国で困ってる人たちにとって必要なの?
どうせ日本の利益しか考えられてないんじゃないの?
国際協力と開発援助は別物な気がするな〜
とかって思っていました。
この思いは浅はかであり、無責任であると同時に、実際に最前線で働いている人たちでも感じることがある事実なんだな、と思いました。
技術者の方が話してくれた話です。
「ミャンマーにダムを造るための候補地を探してる時に、山の上に住む人たちに話を聞きに行ったんだよね。その時、そこに住む人たちは自分達が住む村がダムの底に沈むかもしれないのに、みんな是非ここに造ってくれって言ったんだ。自分の生まれ育った地がダムに沈むっていうことを彼らはどれくらい理解してると思う?彼らの生活からどれだけ理解できると思う?何時間もかけて街に出なきゃいけない現状からしか、彼らは想像できないのかもね。」
技術者でもなければ現場経験も無い私ですが、きっと最前線で働く人たちも私たちと同じ様に、もしくはそれ以上に色んな葛藤を抱えながら、色んな責任の上で仕事をしているんだなって感じました。
何もしないで考えないで、なんとなく批判的な意見を抱いていた自分は本当に無責任だったな〜と。
色んなセクターの人が、それぞれの視点から、色んな思いを抱いて自分達の役割を全うしているんですね。
もちろんイメージとかはありますが、自分の想像だけで人の気持ちに関わる側面を判断するのは良くないなと思いました。
とは言ってもとても難しいんだけど・・・
とりあえず色んなことを知ることはやっぱり大事ですね!
ああ、思ったことを言葉にするって本当に難しいですよね!
本当に苦手だなと感じます笑
あ、来週1週間インターンした後、次の週からたった1ヶ月弱ですがセブに英語を勉強しに行きます。
まさかのこのタイミングでセブ留学!!笑
私なりに今後のこととか考えて悩んだ末のこれなので、どうせ遊びに行くんでしょって思っても言わないでくださいね!笑
それでは今日もみなさんが1日笑顔で過ごせますように!!