福島県平田村
こんにちは!
2ヶ月ぶりにブログを書きます。笑
6月に入り、大学を卒業してもう2ヶ月も経つんだなとしみじみ・・・
今日は2週間前に福島県平田村で私の大学院の教授が村人と行なったLBT工事に参加させてもらったのでそのことについて書きます。
LBT(Labour Based Technology)とは、住民参加型のインフラ整備のことを言います。
一般的に道路の建設工事には建設会社によってブルトーザーなどの大型機械を用いて行われるかと思います。
一方LBTは、農耕用のトラクターなどの小規模機械やくわ、すき といった農具を用いて人力施工で道路建設を行います。
LBTの利点は
①大型機材や燃料の調達・購入が困難な地域でも施工が可能である。
②地域の農民を建設労働者として雇用し、地域経済へ貢献する。
③施工費用が廉価なため、特に交通量の少ない地方道整備に適している。
さらにLBTは。地元で入手できる材料を落ちいて建設することを基本としているため、材料購入の資金が地元に渡るだけでなく、補修や修理が容易にでき、自分達の手でインフラを良好な状態に管理することもできます。
↑先生の本から丸パクリしました。笑
私の教授はこれを今までアフリカの農村地域で行なってきました。
そして今はアフリカだけでなく東南アジアや日本国内の農村でも行なっています。
平田村で道路を作ってきたのですが、実際施工してるところはこんな感じ!
初めて生コン車から生のコンクリートが出てくるところを見ました。
人間の手で道路って作れるんだと感動!!
100mくらいの山道を2~3時間くらいかけて施工しました。
これで費用は6分の1(確か・・・)くらいに抑えられたそうです。
私には日本でこの実施施工を管理する能力はもちろんないのですが、ちゃんと勉強や経験を積めばアフリカとかでだったらもしかしたら!できるんじゃないのかな〜なんて思いました。てか、やりたいです。笑
なんにせよ、とっても良い経験ができたなあと思います!(感想薄すぎですね)
施工後は村の役場の方や一緒に施工した日大工学部の方達と一緒に美味しいジンギスカンと平田牛をいっぱいご馳走になりました🐄
平田村は福島の中で唯一ジンギスカンを食べる文化が根付いている場所らしいです。
めっちゃ美味しかった〜〜〜!!
そして、何より東北は空が高くて緑が綺麗で本当に良いところだなあ〜と改めて思いました!
最近、毎日忙しいけど毎日毎日色んな人に優しくしてもらって、今日もいっぱい優しくしてもらったな〜って思いながら家に帰ってます。
私は一人じゃできることって本当に少ないけど、できることは精一杯やって助けてくれる人を大事にしていこうって改めて思いました!
6月も楽しい毎日になりますように!